トヨタ C-HRの魅力的なデザインとスペックを紹介＆燃費に対する評価・口コミまとめ

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世界的に人気があるSUVですが、その魅力はなんといってもスポーティでカッコいい外観。
最近ではハイブリッド車も登場し、見た目だけではなく安全性能や内装面も充実してきていることから、幅広い世代の支持を集めています。

今回はその中でも国内で今一番売れている話題のトヨタ C-HRについて、スペックや燃費の紹介、評価・口コミについて分かりやすく解説していきます。

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トヨタ C-HR（シーエイチアール）がSUVの中でダントツ人気の理由とは


画像引用： https://toyota.jp/catalog/c-hr_main/book/#target/page_no=9

そもそもどんな車なの？

C-HRはトヨタから2016年12月14日に発売されたコンパクトクロスオーバーSUVです。
ちなみにSUVとは、「Sports Utilty Vehicle（スポーティで実用的な車）」 この頭文字を取ってSUVと呼ばれています。特徴としては悪路にも強いアウトドア向けな車といったところでしょうか。

名前のC-HRとは、「Compact High Rider（コンパクトでリフトアップされた格好いいスタイル）」と「Cross Hatch Run-about（ハッチバックのようにキビキビと気持ちよく走るクロスオーバー）」の2つの頭文字を取って名付けられました。

開発するにあたっては、
・Distinctive Style（独創的なスタイル）
・Sensual Tech and Quality（大人の感性に響くインテリア）
・Desirable Driving（我が意の走り）
この3つをコンセプトにして作られたと言われています。

世界的に人気のあるSUV市場の中で、トヨタは早くからランドクルーザーやハリアー等の車種で戦っていましたが、それらの車種は「国内で日常的に使用するには少々大きすぎて運転しづらい」というデメリットも抱えていました。
一方でその間にマツダが【CX-3】、ホンダが【ヴェゼル】等、コンパクトなSUVを発売しヒットさせたことを受け、トヨタが本腰をいれて開発したのがC-HRです。

その結果、今ではプリウスのSUV版とも呼ばれるほど、C-HRはトヨタの代表車として成長しています。

人気のある理由は


画像引用： https://toyota.jp/c-hr/exterior/?padid=ag341_from_chr_navi_exterior

それでは次にC-HRの人気度を見ていきたいと思いますが、2018年1月～6月の半期で販売台数全体の中では11位、トヨタ車の中では7位でした。

ただし、ボディタイプ別でSUVの販売数ランキングを見てみると、ホンダ ヴェゼルや日産 エクストレイルを抑え1位ということで、その人気の高さが伺えます。

  • 2018年1月～6月SUV販売台数ランキング

1．トヨタ　C-HR　             40,998
2．ホンダ　ヴェゼル 　         32,737
3．日産　　エクストレイル 　29,518
4．トヨタ　ハリアー　          23,870
5．マツダ　CX-5　              19,590
6．マツダ　CX-8             　 18,457
7．トヨタ　ランドクルーザー 16,921
8．マツダ　CX-3　                8,732
9．スバル　フォレスター　      8,558

※データ参照元：日本自動車販売協会連合会

外観や安全性能、燃費の良さなど総合的な評価が高いということはもちろん、ミニバンを嫌がる傾向のあるファミリー世代の男性がSUVを選んでいるということも販売台数が伸びている大きな要因となります。

それに加え全てのトヨタ系のディーラー（トヨペット・カローラ・ネッツ）で取り扱いしていることや、以前からのトヨタファンのユーザーが、初代プリウスからC-HRに乗り換えているケースも多く、それらも売れている一つの要因かもしれないですね。
（現行プリウスは低燃費で価格も以前より抑えているもののデザイン面での評価が低く、外観重視の40代、50代のユーザーはC-HRに乗り換えるが多いようです。）

グレードは何種類あるのか？

次にC-HRのグレードについて解説していきたいと思います。

まずC-HRはハイブリッド車とガソリン車がありますが、ハイブリッド車は2WDのみで、ガソリン車は2WDと4WDの2タイプから選ぶことが出来ます。

C-HRの上級グレードはG、G-T。標準グレードはS、S-Tになります。
ハイブリッド車がG、Sになり、
ガソリン車がG-T、S-Tというグレード分けになります。

上級グレードのG、G-Tには、

  • スーパーUVカット・IRカット機能付きフロントドアグリーンガラス
  • 快適温熱シート
  • ナノイー

等が装備されていて室内でも心地よく快適に過ごせる他、シートも本革を使用しているため高級感も味わえます。

標準グレードのS、S-Tにも基本的な装備は整っていますし、燃費性能も上級グレードと変わらないため、コスパ面で選ぶなら標準グレードで十分かと思いますが、より上質な快適さを求めるなら上級グレードといったところでしょうか。

プリウスにも搭載されたTNGAを採用している


画像引用： https://toyota.jp/c-hr/safety/?padid=ag341_from_chr_navi_safety

C-HRには４代目プリウスで初採用された、TNGAが採用されています。「TNGA」が採用されたのは２車種めとなっていて、そのことからもトヨタがC-HRにかけた想いが伝わってきますね。

TNGAとはToyota New Global Architectureの略で、トヨタの「もっといい車をつくろう」という想いから生まれたプラットフォーム。

TNGAには5つの領域があり、

  1. 「DRIVING QUALITY（走りの質感）」・・・誰もが運転しやすい車
  2. 「COMFORTABLE（快適性）」・・・ずっと乗っていたい居心地の良さ
  3. 「USER-FRIENDLY（使い勝手が良い）」・・・優れた道具としての基準を満たす
  4. 「PRIDE OF OWNERSHIP（所有する誇り）」・・・「欲しい」に値する理想的なスタイル
  5. 「SECURED（安全・安心）」・・・より良い社会に向けた歩み

これらを意識し、より良い車を作ろうというトヨタの新しい挑戦になります。
C-HRにはこのTNGAに加えて、レスポンス・リニアリティ・コンシステンシーの特性を徹底し、疲れにくく安全に運転出来るような車になっています。

また安全面に関してはToyota Safety Senseという4つの先進安全機能が備わっています。

  1. プリクラッシュセーフティ・・・衝撃の回避や衝撃時の被害軽減をサポート
  2. レーンディパーチャーアラート・・・車線逸脱の可能性をドライバーにお知らせ
  3. オートマチックハイビーム・・・夜間の歩行者の早期発見に貢献
  4. レーダークルーズコントロール・・・先行車との車間距離を保って追従走行

これらも標準装備として備わっているので、運転手も安全に運転が出来る車と言えるでしょう。

C-HR（シーエイチアール）の基本情報


画像引用： https://toyota.jp/catalog/c-hr_main/book/#target/page_no=13

外観（エクステリアデザイン）

見ての通りどっしりとしたデザインで存在感があり、ダイヤモンドをモチーフとした絞り込んだボディと外側に大きく張り出したホイールフレアがより高級感を感じさせますね。
ヘッドライトも切れ長で美しいデザインになっており、ボンネットが高くフロントマスクが大きい分、コンパクトSUVの中でも少し大きく見える部類です。
更にC-HRはリア部分にもこだわった作りになっていて、リアウィンドウはSUVでも珍しいほどの角度があるデザインで空気抵抗を抑え燃費向上の役割も果たしています。

ボディと一体化したリアドアハンドルもC-HRの大きな特徴。
デザインとしてもオシャレで個性的、かつ全体的に重厚感もあるスタイリッシュな外観になっています。

カラー展開は


画像引用： https://toyota.jp/catalog/c-hr_main/book/#target/page_no=39

C-HRのカラー展開には少し特徴があり、モノトーン（単色）だけではなくツートーン（２色）が選べます。
ツートーンでは、ルーフ部分が違う色となる個性的なデザインになります。
モノトーン、ツートーン共に８色展開で合計で16色とカラーバリエーションも豊富です。

  • 【モノトーン】

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・メタルストリームメタリック
・ブラックマイカ
・センシュアルレッドマイカ
・ダークブラウンマイカメタリック
・イエロー
・ラディアントグリーンメタリック
・ネビュラブルーメタリック

  • 【ツートーン】

・ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン
・ブラック×メタルストリームメタリック
・ホワイト×ブラックマイカ
・ブラック×センシュアルレッドマイカ
・ホワイト×ダークブラウンマイカメタリック
・ブラック×イエロー
・ホワイト×ラディアントグリーンメタリック
・ホワイト×ネビュラブルーメタリック

こちらのカラー展開になります。
基本的な定番カラーだけでなく個性的なカラーを選べるということも、人気の一つの要因なのでしょうね。

内装（インテリアデザイン）と性能


画像引用： https://toyota.jp/c-hr/interior/?padid=ag341_from_chr_navi_interior

車を選ぶ際、外観ももちろん大事ですが、室内のデザインも重要なポイントですよね。

C-HRは外観がダイヤモンドをモチーフに作られていますが、ドアトリムオーナメントや天井のくぼみなど内装の一部にもダイヤモンド形状が使われていて、一体感と遊び心が加わったデザインになっています。
シンプルながら高級感を感じられることも人気の一因でしょう。

装備されている機能としては、

  • UVカット機能付きウインドシールドグリーンガラス
    ロードノイズや風きり音を低減し、室内に静かさをもたらし車内の会話もしやすい環境になっています。
  • エコ空調モードスイッチ
    エアコンのみをエコモードにすることもでき、エアコンの冷えが苦手な方も快適に過ごせる上、燃費の向上性にも貢献します。
  • マルチインフォメーションディスプレイ（4.2インチTFTカラー）
    高精細で大きい4.2インチの液晶画面でドライブのサポートを。
    画面はステアリングスイッチで表示切り替えも可能です。

以上の機能がありますが、これらは全てのグレードに標準で備わっています。

ラゲージの容量も318Lと広いスペースがあり、更に後部座席をフルフラットにすると、1,112Lと十分すぎるスペースの確保が出来ます。
後部座席の片側のみを倒しての収納も可能なので、そのときどきのシチュエーションで使い分けれるのも魅力がありますね。

新車価格はどのぐらい？

新車価格についてグレード別に紹介します。ガソリン車は2WD、4WDによっても価格が変わっていきますので参考にしてみてください。

ハイブリッド車 G 2,929,200円～
ハイブリッド車 S 2,614,000円～
LED Package 2,670,000円～
ガソリン車（2WD） G-T 2,605,200円～
ガソリン車（2WD） S-T 2,290,000円～
LED Package 2,346,000円～
ガソリン車（4WD） G-T 2,799,600円～
ガソリン車（4WD） S-T 2,484,400円～
LED Package 2,540,400円～

※車体本体価格

グレード間の価格差は一番大きいところで60万円ほどの差です。
やはりハイブリッド車の上級グレードになると価格が300万円近くになりますが、ガソリン車と比較しどちらがお得なのかということを判断するために燃費についても知っておきたいところですね。

中古価格はどのぐらい？

次に中古車価格を見ていきましよう。
こちらもグレード別でまとめます。

ハイブリッド車 G 211～396万円
ハイブリッド車 S 189～382万円
LED Package 219～279万円
ガソリン車（2WD） G-T 209～295万円
ガソリン車（2WD） S-T 253～269万円
LED Package 189～297万円
ガソリン車（4WD） G-T 183～399万円
ガソリン車（4WD） S-T 189～378万円
LED Package 189～297万円

C-HR自体、2016年12月の販売開始からそれほど月日が経っていないということもあり、中古車価格と新車価格はあまり大きな差はないようです。
中古車価格については実際の走行距離や状態によっても変わってきますが、現状では「C-HRでお得な中古車を見つけ出すのは難しい」というのが現実かもしれません。

C-HR（シーエイチアール）のスペック詳細

C-HRの基本スペックをご紹介します。

ボディサイズ（全長×全幅×全高） 2WD：4,360×1,795×1,550
4WD：4,360×1,795×1,565
室内寸法（室内長×室内幅×室内高） 1,800×1,455×1,210
最大乗車定員 5
車両総重量 ハイブリッド：1,715
ガソリン2WD：1,675
ガソリン4WD：1,745
エンジン種類 ハイブリッド：直列4気筒
ガソリン：直列4気筒インタークーラー付ターボ
エンジン最高出力（kW（PS）/rpm） ハイブリッド：72kW（98PS）/5,200r.p.m
ガソリン：85kW（116PS）/5,200～5,600r.p.m
エンジン最大トルク（N･m（kgf･m）/r.p.m） ハイブリッド：142N･m（14.5kgf･m）/3,600r.p.m
ガソリン：85kW（116PS）/5,200～5,600r.p.m
タンク容量 43L
駆動方式 2WD：前輪駆動方式
4WD：四輪駆動方式
モーター最高出力（kW（PS）） ハイブリッド：53kW（72PS）
モーター最大トルク（N･ｍ（kgf･m）） ハイブリッド：163N･ｍ（16.6kgf･m）
トランスミッション ハイブリッド：電気式無段変速機
ガソリン：Super CVT-i（自動無段変速機）［7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付］
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

※グレードによって大きさに違いがあります。

C-HR（シーエイチアール）の燃費の評価は


画像引用： https://toyota.jp/c-hr/interior/?padid=ag341_from_chr_navi_interior

近年では、デザインだけではなく燃費性能を重要視して車を選ぶユーザーも増えてきていますし、大事なポイントになってきますよね。
ここまでスペックや価格についてのお話をしてきましたが、肝心の燃費はどうなのか、トヨタの公式発表や実燃費についてもまとめていきたいと思います。

C-HRのメーカー発表の燃費は、JC08モード(国土交通省審査値)で、

  • ハイブリッド：30.2km/L
  • ガソリン2WD：16.4km/L
  • ガソリン4WD：15.4km/L

となっています。

メーカー発表の燃費と実燃費は多少数値が違うということと、高速道路走行や街乗りなど用途によっても数値は変わりますので、口コミをベースにした数値も算出してみました。

  • 【ハイブリッド車】
  • 高速道路 実燃費：24.5～25km/L
  • 郊外路 実燃費：25.5km/L
  • 街乗り(市街地) 実燃費：21～21.5km/L
  • トータル平均実燃費：24km/L前後
  • 【ガソリン車】
  • 高速道路 実燃費：17～17.5km/L
  • 郊外路 実燃費：13～13.5km/L
  • 街乗り(市街地) 実燃費：11.5～12km/L
  • トータル平均実燃費：14km/L前後

メーカー発表とはやはり多少の誤差はあるようです。

ただしC-HRに関しては、口コミを見ていても「重量も重く車体や排気量が大きいSUVでこの燃費の良さはすごい」といったような声も多く、デザインだけではなく燃費の面でも人気があることも分かりました。

C-HR（シーエイチアール）の評価・評判・口コミは？

実際に乗っている人の感想はどうなのか、良い点と気になる点の口コミをまとめてみました。

  • 良い点についての口コミ：

・加速が良く、早いスピードでも曲がりやすいため運転しやすい
・段差の衝撃も感じにくいし自分のイメージ通りに車が動くので運転が楽しい
・走る、曲がる、止まるの基本性能がとても高いと感じた
・見た目のインパクトがあり格好いい
・素晴らしい燃費性能！エコモードでもストレスなく乗れる
・インテリアが高級感があり何時間でも乗っていたいほどの快適さ

  • 気になる点についての口コミ：

・後部座席が少し狭く感じる
・燃費や安全性能・乗り心地を考えると妥当なのかもしれないが価格が高い
・荷物を多く入れるので容量が足りなく感じた
・後部座席の窓が小さい

C-HRの評価や口コミを見てみると、全体的に評価はかなり高めだと思います。

特に多く挙がっていたのが、「運転がしやすい」「乗りやすい」と言った声。
外観や価格などについて気になる点があるユーザーも、乗り心地に関しては満足しているとの評価がほとんどでした。

運転面（操作性）では、「スピードを出したままでもカーブが曲がりやすい」「段差の衝撃が少ないから長時間運転も疲れにくい」というメリットもあるようです。
そして、先ほども少し触れましたが、「SUVでこの燃費は今までなかった」という点で満足しているユーザーがかなり多いということも注目すべきところではないでしょうか。

まとめ

今回は、トヨタ C-HRはどういった車なのかという基本情報から、燃費やスペック、評価口コミについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか？

C-HRはトヨタが相当な想いを込めて作った車だという事は伝わってきましたね。

  • 燃費の良さや安全性能が充実していることはもちろん、何より快適に乗れるという点が高い評価に値する
  • 外観やインテリアも高級感があり、ちょっとした遊び心があるデザインがGoodPoint

このような評価が非常に多く、C-HRがたくさんのユーザーから絶大な支持を得て人気ランキング1位になっている、ということも頷けますね。

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