トヨタ ヴォクシーのスペック詳細｜燃費やデザインに対する評価・口コミまとめ！
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ファミリーカーとして定番になりつつあるミニバンの中でも、特に人気のトヨタ ヴォクシーについてまとめていきたいと思います。
基本情報はもちろん人気の理由やスペック、燃費についても解説していきたいと思いますので、ヴォクシーを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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CONTENTS
トヨタ ヴォクシー（VOXY）はファミリーカーとして人気のミニバン
画像引用：https://toyota.jp/voxy/exterior/?padid=ag341_from_voxy_navi_exterior
そもそもヴォクシーとはどんな車？
ヴォクシー（VOXY）とは、VOX（言葉・声）の造語とBOXY（箱型）の2語を掛け合わせた若々しい響の語感から命名されたと言われています。
2001年トヨタのライトエースノアの後継車として初代ヴォクシーが誕生し、2007年〜2014年までが2代目、2014年〜現在販売しているヴォクシーは3代目ということになります。
特に30代〜40代のファミリー世代からミニバンは絶大な人気を誇っています。
ちなみにミニバンとは、多人数乗用車を目的として3列シートを備えたワゴンタイプの車です。アメリカで主流のフルサイズバンよりも小さい（ミニ）のでミニバンと日本では呼ばれいています。
人気を支える3つの理由
2018年1月〜6月の半期の販売台数で見てみると、ヴォクシーは全体の中で6位。
1．日産 ノート 73,380
2．トヨタ アクア 66,144
3．トヨタ プリウス 64,019
4．日産 セレナ 56,095
5．ホンダ フィット 47,962
6．トヨタ ヴォクシー 47,702
7．トヨタ シエンタ 45,417
8．トヨタ ルーミー 44,923
9．ホンダ フリード 43,984
10．トヨタ ヴィッツ 45,529
※日本自動車販売協会連合会
その人気の理由を考えてみると、3つの要素が挙げられます。
- 家族が運転・乗車しやすく室内の広さも充実している
ファミリー層の間で圧倒的な人気を誇るヴォクシー。
高級ミニバンの代表格であるアルファードやヴェルファイアと比べるとサイズ感が若干小さめで運転しやすいというメリットに加え、コンパクトながらも十分な車内スペースが確保されているという大きな特徴があります。
特に3列目は室内高が1,400mmと、大人でもゆったりくつろげる広い空間になっていることと、大人数でもストレスなく乗れるという点も人気の要因の一つになっています。
また、運転席は低床390mmと女性でも運転しやすいよう工夫された設計になっていることや、後部座席は360mmで手元にもグリップがついているなど、子供が乗り降りしやすいよう配慮されていることも嬉しい点ではないでしょうか。
- 多彩なシートアレンジが可能
ヴォクシーなどのミニバンに求められるのはやはり広々とした車内空間。
大きな荷物を積んだとしても家族全員がゆったりと過ごせるよう十分にスペースを確保できることが大前提ですが、ヴォクシーは最大で9パターンものシートアレンジが可能なため、“ただ広い”だけではなくシーンに合わせた使い方が出来ることが特徴です。
【9パターンのシートアレンジ】
■スーパーリラックスモード・・・3列目を跳ね上げ2列目を後ろに下げる事によりリビングのような広い空間が生まれる
■フリーアクセスモード・・・2列目をくっつけることにより3列目への移動も楽々
■だんらんモード・・・2列目をくっつけ、前へ移動させ4人での会話もスムーズに
■後席トライアングルモード・・・2列目の片側を後ろに下げることにより2列目と3列目の子供を同時に見れる
■前席ベビーケアモード・・・2列目を前と横にスライドする事で停車中にチャイルドシートのケアができる
■フロントフラットソファモード・・・1列目を倒して2列目とくっつけることで仮眠も出来る ※8人乗りも対応
■ラゲージモード・・・3列目を跳ね上げる事で2列目に人が乗っていても十分な荷物を積む事も可能に ※8人乗りも対応
■ビッグラゲージモード・・・2列目を前にずらし、3列目を跳ね上げる事でより広い荷室スペースを確保できる ※8人乗りも対応
■リヤフラットソファモード・・・2列目と3列目を倒して揃えれば仮眠もできる ※8人乗りも対応
画像引用： https://toyota.jp/voxy/interior/space/?padid=ag341_from_voxy_in_space01#
ファミリーカーとして利用するとなると、通勤・買い物・ドライブ・子供の送り迎えなどなど…、色々なシーンで使うことが想定されますがその時々に合わせ最適な形で使えることはとてもありがたいですよね。
また、これらのシートアレンジは女性ユーザーでもカンタンにできるということもあり、夫婦それぞれが運転することの多いファミリー層に受けているのではないでしょうか。
- ミニバンの中ではトップクラスの燃費
2代目ヴォクシーまではエンジンも2.0Lのガソリンエンジンのみの仕様でしたが、現在の3代目モデルは【プリウスα】と同じユニットの1.8Lエンジン+モーターのハイブリッド仕様もあり、そちらは燃費性能もトップクラスの23.8km/L（JC08モード）と、非常に優れています。
ガソリン車の方でも燃費16.0km/Lと優秀で、見た目のデザインだけではなく燃費の良さも人気要因の一つと言えるでしょう。
以上のように、
- 車内空間の広さと乗りやすさを追求した工夫
- 用途に合わせた多彩なシートアレンジが可能であること
- 燃費性能が良いこと
の3点が、ヴォクシー人気の主な理由となります。
グレードは何種類あるのか？
3代目（現行）ヴォクシーのグレードですが、
- X・・・スタンダードな標準モデル
- V・・・装備追加モデル
- ZS・・・エアロ仕様の上級グレード
基本的なグレードはこちらの3種類になり、X・Vは５ナンバー、ZSは３ナンバーになります。
さらに、その他に特別仕様車として3種類あります。
- X“ウェルジョイン”・・・助手席リフトアップシート付きで主に福祉車両として使われている。
- ZS“GR SPORT”・・・世界中のモータースポーツに参戦しているTOYOTA GAZOO RacingのスポーツカーブランドGR。ミニバンである事を意識させない走りをコンセプトで作っている特別仕様車。
- ZS 煌・・・特別仕様車
3つの先進安全機能をパッケージ化している
画像引用：https://toyota.jp/catalog/voxy_main/book/#target/page_no=29
トヨタでは実安全の追求から生まれたToyota Safety Senseと言う先進の衝突回避支援パッケージがあります。
ヴォクシーには、その中で3つの先進安全機能がパッケージ化されていて安全に運転が出来ます。
- プリクラッシュセーフティ・・・先行車をレーザーレーダーと単眼カメラで検出し衝突が予測される場合、ディスプレイと警報ブザーで知らせてくれる。
- オートマチックハイビーム・・・ハイビームとロービームを自動で切替、夜間の運転をサポート。
- レーンディパーチャーアラート・・・道路上の白線を単眼カメラで検出し、車線を逸脱する場合ディスプレイと警報ブザーで知らせてくれる。
「いちばん大切な存在を乗せるから、先進の技術が必要だ」というトヨタの想いにも共感が持てますね。
ヴォクシー（VOXY）の外観・内装 基本情報
画像引用：https://toyota.jp/catalog/voxy_main/book/#target/page_no=5
エクステリアデザインと性能
ヴォクシーは3代目の現行モデルになってから、外観の見た目が一層スマートになり更に人気が出たと言われています。
特徴的なのは存在感のあるスポーティーなフロントマスク。一番メインの車の顔が高級ミニバンにも引けを取らないため、ファミリー層だけでなくデザイン性を求める若年層にも受けているようですね。
また実際に使用しているユーザーから高い評価を受けている性能として、スライドドアの予約キーロックがあります。
スライドドアが閉まり切る前にボタンを押すことでドアをロックする予約ができる機能ですが、「一度使ってしまうともう戻れないほど快適！」との声が多く出ていました。
カラー展開は
画像引用： https://toyota.jp/catalog/voxy_main/book/#target/page_no=53
ヴォクシーは全部で７種類のカラー展開になっています。
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ブラック
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
- イナズマスパーキングブラックガラスフレーク
- ボルドーマイカメタリック
- シルバーメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
特別仕様車のZS GR SPORTはその内の5色を選べます。
ZS GR SPORT
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- ブラック
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
- イナズマスパーキングブラックガラスフレーク
個性的なカラーを増やすのではなく、定番で使い勝手の良いカラーを中心に生産されているようです。
内装（インテリア）
画像引用： https://toyota.jp/voxy/interior/?padid=ag341_from_voxy_navi_interior
ヴォクシーの内装カラーは写真のブラックとブラッドオレンジ＆ブラックの2パターン用意があります。
運転席周りについては、
- オプティトロンメーター（メーター照度コントロール付）・・・昼間の明るい時間帯でもはっきりと見やすい高質感メーター
- マルチインフォメーションディスプレイ・・・ハイブリッド車・ZS・Vには標準装備で4.2インチTFTカラーで走行中の視線移動も少なく操作がしやすい大型液晶
※Xは3.5インチモノクロ
見た目だけでなく性能面についても十分な内容となっています。
安全面においては、充実したエアバックシステムで合計7個設定しており運転席、助手席だけではなく3列目シートまでしっかりと守ることを意識した作りとなっています。
ヴォクシーの特徴である広い車内については、２列目シートを下げると最大810ｍｍとスペースの確保ができる上に、室内高が1,400ｍｍもあるため、大人数でも十分にくつろげる室内スペースとなっています。
また、アレンジシートでその時々のシチュエーションに合わせた仕様ができるのもいいですよね。
新車価格はどのぐらい？
ここまでヴォクシーの基本情報や外観、内装について触れてきましたが、気になる金額についてもまとめていきたいと思います。
【ハイブリッド車】
| HYBRID ZS | 2WD | 3,269,160円～ |
| HYBRID ZS煌 | 2WD | 2,839,320円～ |
| HYBRID V | 2WD | 3,142,800円～ |
| HYBRID X | 2WD | 3,014,280円～ |
【ガソリン車】
| ZS | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
2,775,600円～ 2,745,360円～ 2,970,000円～ 2,939,760円～ |
| V | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
2,786,400円～ 2,756,160円～ 2,991,600円～ 2,961,360円～ |
| X | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
2,496,600円～ 2,466,720円～ 2,702,160円～ 2,671,920円～ |
| X“ウェルジョイン” | 2WD | 7人乗り | 2,522,880円～ |
| ZS“GR SPORT” | 2WD | 7人乗り | 3,257,280円～ |
グレードでの違いはもちろん、ハイブリッド車かガソリン車によっても金額は変わってきますが、最大で60万円ほどの差があります。
- 金額
- 燃費の良さ（ハイブリッド車orガソリン車）
- 7人乗りor8人乗り（シートアレンジのバリエーションの違い）
- フロントマスクの違い
これらのどういう点を重視するのかによって選び方も変わっていきますね。
中古車価格はどのぐらい？
次にヴォクシーの中古車価格はいくらなのかまとめていきます。
初代モデル・2代目モデル・3代目モデルによっても当然金額は変わっていきますが、
- 2001年モデル：10～144万
- 2007年モデル：20～259万
- 2014年モデル：118～394万
年式や走行距離を考えるとやはり以前のモデルが圧倒的に安いですね。
現行の3代目のモデルのグレード別で見てみると、
【ハイブリッド車】
| ZS | 2WD | 209～369万 |
| V | 2WD | 152～356万 |
| X | 2WD | 155～289万 |
【ガソリン車】
| ZS | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
155～394万 179～257万 145～344万 145～344万 |
| V | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
145～299万 159～228万 145～289万 145～253万 |
| X | 2WD
4WD |
7人乗り 8人乗り 7人乗り 8人乗り |
129～279万 134～259万 167～265万 145～219万 |
こちらも年式や走行距離によってもちろん変わってきますが、やはり上級グレードの方が金額は高い印象ですね。
ヴォクシー（VOXY）のスペック詳細
画像引用： https://toyota.jp/catalog/voxy_main/book/#target/page_no=35
次にヴォクシーのスペックをまとめます。
| ボディサイズ（全長×全幅×全高） | ZS：4,710×1,735×1,825 V・X：4,695×1,695×1,825 |
| 室内寸法（室内長×室内幅×室内高） | 2,930×1,540×1,400 |
| 最大乗車定員 | ハイブリッド車：7名 ガソリン車：7または8名 |
| 車両総重量 | ハイブリッド車： ZS・V：2,005 ハイブリッド車： X：1,995 ガソリン車： ZS ・7人乗り：1,985 ・8人乗り：2,040 ガソリン車： V・X ・7人乗り：1,955 ・8人乗り：2,010 |
| エンジン種類 | 直列4気筒 |
| エンジン最高出力（kW(PS)/rpm） | ハイブリッド車：73kW(99PS)/5,200r.p.m ガソリン車：112kW(152PS)/6,100r.p.m |
| エンジン最大トルク（N･m(kgf･m)/r.p.m） | ハイブリッド車：142N･m(14.5kgf･m)/4,000r.p.m ガソリン車：193N･m(19.7kgf･m)/3,800r.p.m |
| タンク容量 | ハイブリッド車：50L ガソリン車：55L |
| 駆動方式 | ハイブリッド車： 2WD：前輪駆動方式 ガソリン車： 2WD：前輪駆動方式 4WD：四輪駆動方式 |
| モーター最高出力(kW(PS)) | ハイブリッド車：60kW(82PS) |
| モーター最大トルク(N･m(kgf･m)) | ハイブリッド車：207N･m(21.1kgf･m) |
| トランスミッション | ハイブリッド車：電気式無段変速機 ガソリン車：Super CVT-i（自動無段変速機）［7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付］ |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
※グレードによって大きさに違いがあります。
ヴォクシー（VOXY）の気になる燃費は？
ミニバンはデザインや収容力に魅力がある反面、燃費は良くないという印象を持っている人が多いようですが、ヴォクシーの燃費はミニバンの中ではトップクラスです。
ヴォクシーのメーカーの燃費は、JC08モード（国土交通省審査値）で
- 【ハイブリッド車】：23.8km/L
- 【ガソリン車】：16.0km/L
※14.8～16.0 メーカーオプションにより車両重量が変わると多少差異が出ます。
となっていて、口コミ等をベースにした実燃費に関しては、
【ハイブリッド車】
- 高速道路 16～20km/L
- 郊外路 実燃費 15～18km/L
- 街乗り(市街地) 実燃費 11～13km/L
- トータル平均実燃費 13～19km/L
【ガソリン車】
- 高速道路 13～15km/L
- 郊外路 実燃費 11～13km/L
- 街乗り(市街地) 実燃費 7～10km/L
- トータル平均実燃費 10～14km/L
となっているようです。
メーカー発表の公式燃費と実燃費はやはり多少ズレがあるようですが、ハイブリッド車だけでなくガソリン車も燃費が悪いというほどの数字ではないため、それほど気にせずに乗れそうですね。
ヴォクシー（VOXY）の評価・評判・口コミは？
実際にヴォクシーに乗っているユーザーのリアルな評価や口コミをまとめてみました。
- 【良い点】
・別のミニバンから買い換えたが子供の車酔いがなくなった
・２列目、３列目の乗り心地が他ミニバンよりも良い
・３列目シートの跳ね上げが簡単で良い
・見た目もオラついてる感もなく格好いい
・ミニバンでも走行性能が良くストレスなく乗れる
- 【気になる点】
・街中を見てもヴォクシーで溢れかえっているのが気になる
・カラー展開が無難な色ばかりでつまらない
・高速道路の長距離移動はACCがついていないので疲れる
カラー展開もシンプルで、個性が出せないだけに“ツマラナイ”と感じてしまう人もいそうですが、それを補って余りあるメリットがあるためこれだけ人気になっているのではないでしょうか。
ヴォクシーオーナーに聞いた！さらに詳しい本音・口コミはこちら！
ヴォクシー（VOXY）スペック詳細｜燃費評価まとめ
今回はヴォクシーのスペック等の基本情報から、外観や内装、燃費についてもまとめていきましたが、いかがだったでしょうか？
多彩なアレンジシートやカッコいい外観が売りのヴォクシーは、子育て世代からの支持だけではなく幅広い年齢層が人気があることが分かりました。
ヴォクシーの購入を考えているあなたにとって参考になれば幸いです。
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