トヨタ アクアのスペック詳細|燃費に対する評価・口コミまとめ

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2018年もハイブリッドに注目が集まっていますが、中でも人気を集めているのがトヨタのアクア(AQUA)です。

ハイブリッドコンパクトカーの先駆けとして発売になったアクアが今も人気を集める理由とその魅力はどのようなものがあるのでしょうか?
ハイブリッド搭載車はトヨタだけでも多くの車種がラインナップされているわけですから、燃費の良さだけが人気の理由ではないはずです。

アクアが販売開始から販売台数上位をキープし続けるその魅力をスペックから燃費まで分かりやすく解説していきます。

トヨタ アクア(AQUA)が人気の理由は特徴にあり!


画像引用:https://toyota.jp/aqua/grade/special/?padid=ag341_from_aqua_top_rec_grade_special_thumb

アクアの特徴を一言で言うと

アクアは、トヨタが誇るハイブリッド技術を搭載したコンパクトカーです。

2011年に販売開始されたアクアは、コンパクトカーをスタンダードにすることを目的としてハイブリッドコンパクトカー、アクア(AQUA)が開発されました。
当時ハイブリッド搭載車の価格は高額なこともあり(当時のプリウスの価格は、230万円越えが最低ライン)、価格面でも注目を集め2013年までの販売数はトップを飾っています。

手が届きやすい価格と、ハイブリットカーならではの燃費の良さ、コンパクトカーだからこその小回りの良さ、豊富な外装カラーなどが人気を集める理由となっています。

アクアの人気はどのぐらい?2018年の販売数が示す人気度は?

2018年5月に日本自動車販売協会連合会の発表によると、乗用車ブランド通称名別順位のトップを飾ったのが、トヨタ アクアでした。
2013年に販売台数1位を獲得以降も、2014年と2017年にマイナーチェンジを経て人気が集まっており、2018年1月~6月までの販売数からランキング調査をすると、現時点では全車種の中で7位をマークしています。

  • 2018年1月~6月販売数ランキング

1.N-BOX    ホンダ 127,548
2.スペーシア  スズキ 79,718
3.ムーヴ      ダイハツ 74,109
4.ノート         日産 73,380
5.タント         ダイハツ 71,809
6.デイズ         日産 71,778
7.アクア           トヨタ 66,144
8.プリウス        トヨタ 64,019
9.ワゴンR     スズキ 61,987
10.セレナ          日産 56,095

車販売会社のランキングなどでも総合評価は高く、年齢別の人気層で見ると20代にも人気がありますが、乗り出し価格としては250万円ぐらいが多くなる為実際の購入者層となると、40代~50代のファミリーが多くなっています。

かなり人気がある車種ということは分かりましたので、アクアをもう少し詳しく知る為、グレードについても見ていきましょう。

ベースとなるのが、

  • Crossover
  • Gグレード
  • Sグレード
  • Lグレード

の4つになり、グレードのランクはCrossover>G>S>Lとなっています。

また、これらのグレードをベースに”特別仕様車”として、

  • Sスタイルブラック
  • G”GR SPORT・17インチパッケージ
  • G”GR SPORT 2WD

があります。

各グレード詳細については次のスペックで詳しく解説しますので、先にアクアに搭載されている安全機能についてご紹介します。

アクアには運転に安全と安心をプラスする機能が搭載さている

アクアの最大の特徴といえばもちろん、ハイブリッドです。
34.4km/Lという燃費の良さは大きな特徴と言えます。

他にも、安全性を高める為の、

  • インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
    踏み間違いによる衝突を防ぐためのセンサーやブレーキを搭載した機能です。
    ※グレードによってオプションになります。
  • プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単体カメラ)
    ぶつからないをサポート
  • レーンディパーチャーアラート
    レーンからのはみ出しをしないようにセンサーで運転をサポート
  • オートマチックハイビーム
    夜間の見やすさをサポート

といった機能があります。

※グレードによって標準装備となっているものもありますが、一部はオプション装備品となります。

アクア(AQUA)のエクステリアとインテリアの魅力


画像引用:https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

アクアはハイブリッド専用車ですので、外観はトヨタ特有のハイブリッド車スタイルがあります。そのデザインと性能をご紹介します。

エクステリアデザインと性能


画像引用:https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

トヨタのハイブリッドカーの象徴といえるのが、トライアングルシルエットです。
空気抵抗を減らすためにデザインされたシルエットで、プリウスでも採用されているデザインです。

他にも、タイヤ周りの空気抵抗を整えるエアロコーナーやループパネルの形状を変え空気抵抗を減らすカモメルーフなど、走行性を考えたデザインになっています。

エクステリアカラー


画像引用:https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

アクアのボディカラーは、グレードによって選べる色の種類が少し変わります。

  • Crossover : 14色
  • その他  : 13色
  • 特別仕様車: カラー数は少ないが限定カラー有り

アクアの魅力として豊富なボディーカラーから選べることが挙げられますが、実際には、

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • グレーメタリック
  • ブラックマイカ

などのベーシックカラーの人気が高くなっています。

内装(インテリアデザイン)


画像引用:https://toyota.jp/aqua/interior/?padid=ag341_from_aqua_navi_interior

発売開始当初は、「インテリアがチープに感じる」という不満が多く聞かれたアクアですが、マイナーチェンジを経て改善されています。
インテリアのベースカラーやインパネ、シートの質感(レザー、ソフトレザー、ブラック塗装、レッド塗装)は、グレードで分けられているため、インテリアの好みでグレードを選択することが出来ます。

Crossover、G、Sグレード以上であれば、ハンドル周りで運転モードの切り替えや音楽操作が出来るステアリングスイッチやシートの高さを上下調整できる機能も標準装備されています。

新車価格はどのぐらい?

アクアの新車価格をグレード別に紹介します。

Crossover 2WD 2,052,000円〜
G“ソフトレザーセレクション” 2WD 2,052,000円〜
G 2WD 2,052,000円〜
G“GR SPORT・17インチパッケージ” 2WD 2,527,200円〜
G“GR SPORT” 2WD 2,322,000円〜
S“Style Black” 2WD 1,979,640円~
S 2WD 1,886,760円〜
L 2WD 1,785,240円〜

※車体本体価格

中古価格はどのぐらい?

中古の価格は取り扱い会社によっても変わりますが、人気グレードごとの価格あまり大きく変わりませんので参考価格をピックアップしました。

Crossover 2WD 1,594,000円〜
G“ソフトレザーセレクション” 2WD 1,580,000円〜
G 2WD 1,598,000円〜
G“GR SPORT・17インチパッケージ” 2WD 2,250,000円〜
G“GR SPORT” 2WD 2,078,000円〜
S“Style Black” 2WD 1,748,000円~
S 2WD 1,498,000円〜
L 2WD 1,430,000円〜

※車体本体価格

中古価格は年式によって大きく価格差が出ています。特に価格の安いものはマイナーチェンジ前の型も多くなっていますので、サイトなどで中古価格を調べる際は年式は必ずチェックするようにしましょう。

アクア(AQUA)のスペック詳細


画像引用:https://toyota.jp/aqua/performance/?padid=ag341_from_aqua_navi_performance

アクアの基本スペックをご紹介します。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,050~4070/1,695~1715/1,440~1500mm
室内寸法(室内長×室内幅×室内高) 2,15/1,395/1,175mm
最低地上高 140㎜(Crossover 170mm)
車両重量 1,060~1100kg
最小回転半径 4.8m(Crossover 5.8m)
最大乗車定員 5人
エンジン種類 ハイブリッドシステム
1.5Lエンジン最高出力[NET] 54kW(74PS)/4,800r.p.m.
1.5Lエンジン最大トルク[NET] 111N・m(11.3kgf・m)/3,600-4,400r.p.m.
1.5Lエンジン種類 直列4気筒
 1LMモーター 最高出力 45kW(61PS)
 1LMモーター 最大トルク 169N・m(17.2kgf・m)
総排気量 1.496L
タンク容量 36L
駆動方式 2WD
トランスミッション 電気式無段変速機
タイヤ&ホイール 185/60R15タイヤ&15×5½Jスチールホイール&樹脂フルキャップ
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

※グレードによって大きさに違いがあります。

アクア(AQUA)の評価・評判・口コミは?


販売当初から根強い人気を集めているアクアですが、実際の評価や評判はどのようなものがあるのでしょうか?
口コミをまとめてご紹介します。

  • 評価の良い口コミ:

・燃費は普通のガソリン車より良い
・固めの乗り心地なのでスポーティーな感じ
・特別仕様車のGRスポーツ17インチパッケージは外観がカッコイイ
・小回りがいいので街乗りでも運転しやすい
・小物入れが運転席側にあるので便利
・シートが柔らかいので座っていて楽

  • 気になる点についての口コミ:

・フロントのシャープな感じとリアのボッテリとした感じのバランスに違和感を感じる
・天井が低いので室内が少し狭い
・後部座席が狭いので大人数向きではない
・Sグレードの内装はプラスチックが安っぽく見える
・同等クラスのエンジン(1500㏄)のコンパクトカーに比べて加速が弱い
・車体が軽いせいかポンポンと突き上げるような感じがする

コンパクトカーということで、車体重量は軽くしているせいか走行中の突き上げる感覚があるという方もいるようですが、車両重心は低くなるような設計をしているので、横ブレに対するコメントは見つかりませんでした。

アクア(AQUA)の燃費は実際どうなの?

ハイブリッドコンパクトカーのアクアの目玉といもいえる、燃費についてはどのような評価があるのでしょうか?

メーカー発表の燃費は、JC08モード(国土交通省審査値)34.4km/L(Lグレード38km/L)とされています。

カタログ記載される公式燃費と実燃費には2割~5割の差が生じるようですので、口コミをベースにした平均実燃費をご紹介します。

  • 高速道路走行が多い場合:約21~28km/L
  • 通勤使い(街乗り)の場合:約20~30km/L

高速で一定走行をする場合と、一般道で発進、走行、停止を繰り返す場合で燃費に差が見られました。
また、気温の差によっても数キロの差がでるようです。

グレードによって車両重量も変わりますし、タイヤの大きさ、運転方法でも燃費は変わりますが、一般的に20km/L近くの実燃費は期待できそうです。

まとめ

アクアの特徴やスペック、燃費の評価などをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

燃費は公式発表値と実燃費でかなり差が出ているという側面もありますが、ガソリン車に比べればかなり燃費はかなり良いといえますので、車に乗ることが多い方にとってはかなり魅力的だと思います。

2011年の販売以降エクステリアの大きな変更などはありませんが、安全面を考慮した機能の追加やインテリアの充実などマイナーチェンジを重ねていることでオーナーの期待に答えることで対応してる車種だからこそ売台数上位にランクインしているのかもしれません。

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