スバル ステラの気になるスペックや燃費を解剖！エクステリア・インテリア・走行性能の評価・口コミは？

ステラは、スバルが発売している軽ハイトワゴンです。
メインターゲットを女性に設定し、乗り心地の良さはもちろん、ベビーカーやチャイルドシートの乗せやすさと後席の使いやすさなど、様々な点に配慮して設計されましたが、今では女性に限らず幅広い層から人気の軽自動車です。

激戦区の軽自動車カテゴリの中で、2006年の販売開始から現在まで長きにわたって安定した人気があるのはなぜでしょうか？

このページではオーナーの口コミなどを参考にステラの魅力をまとめています。
また、スペックやデザイン、燃費と価格についても併せてご紹介していきますので検討されている方は参考にしてください。

スバル ステラ（STELLA）ってどんな車？

画像引用：https://www.subaru.jp/stella/stella/special/photo.html

スバル ステラは「自分らしさをトコトン、わがままなくらい楽しむ」をテーマに開発された車です。
カジュアルな内外装で、幅広い世代の日常使いに便利な車として2006年6月に誕生しました。

2005年にスバルとトヨタが資本提携し、2011年5月の2代目へのフルモデルチェンジ以降はトヨタ傘下のダイハツ「ムーヴ」のOEM供給となり、軽自動車が求められる基本性能を年次でアップデートしています。

現行の3代目ステラは2014年12月に販売開始。
「ムーヴ」のOEMモデルという点は変わりませんが、2017年8月のマイナーチェンジで衝突回避支援システム「スマートアシスト」をさらに進化させ、魅力ある車として広く認知されるようになりました。

「ステラ」という車名は、ユーザーにとって輝く星となるようにとイタリア語の「STELLA＝星」からつけられました。
まさにその名の通り、ユーザー目線を追及している車で今後更なる進化が見込まれています。

ステラが人気の理由

ステラが人気の理由の1つは、安心したドライブのために安全性能が充実している点です。
現行モデルは、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」が搭載されており、第三者機関による予防安全性能評価（2017年度）で最高ランクを獲得しています。

スマートアシストⅢには、

• 衝突回避支援ブレーキ機能（対車両/対歩行者）
• 衝突警報機能（対車両/対歩行者）
• 車線逸脱警報機能
• AT誤発進抑制制御機能（前方誤発進/後方誤発進）
• 先行車発進お知らせ機能
• ハイビームアシスト

といった機能が装備されています。

衝突開始支援ブレーキや衝突警報機能においては、衝突警報・1次ブレーキ・被害経験ブレーキアシスト・緊急ブレーキと4段階にわたって事故を回避。
運転手の身を守ることはもちろん、衝突時の被害軽減にもつながります。

事故のないよう安全運転が大事ですが、このような補助機能があるとより安心ですよね。

またステラには次のような魅力も。

• 大人4人が伸び伸びと使える快適で使い勝手の良い開放的な室内空間
• 上品で親しみやすく飽きのこないスタイリッシュなエクステリア
• 俊敏で機動性に富む優れた走行性能と省燃費性能の両立
• 運転がしやすくデイリーユースに適している

このあたりは、エクステリアやインテリアでより詳しくお伝えしていきます！

グレードの種類はいくつあるの？

ステラには、「ステラ」と「ステラカスタム」の2種類のモデルがあり、ステラは3つ、ステラカスタムには2つのグレードが設定されています。
スマートアシストの表記があるモデルは、スマートアシストⅢ（衝突安全回避システム）が標準装備されています。

• 【ステラ】

• L
• Lスマートアシスト
• Gスマートアシスト

LとLスマートアシストの違いは、衝突安全回避システムの有無になります。
Gスマートアシストはさらに充実した装備を持つ上位モデル。

• 【ステラカスタム】

• Rスマートアシスト
• RSスマートアシスト

Rスマートアシストは、質感の高いプレミアムモデル。
RSスマートアシストは、ターボエンジンを搭載したスポーティーモデルになります。

ステラの「Gスマートアシスト」は、スタイリッシュな14インチアルミホイールやキーレスアクセスと連動した電動格納式カラードドアミラーなど、標準モデルの中でも充実した装備を持った上位機種として人気があります。

スバル ステラ（STELLA）のエクステリアとインテリアの魅力

画像引用：https://www.subaru.jp/stella/stella/special/photo.html

エクステリアデザイン

ステラとステラカスタムは、車幅感覚の掴みやすさを考えた高さのあるボンネットフード、存在感のあるフロントフェンダー、個性的なリヤクォーターガラスなどエクステリアデザインのコンセプトは共通でありながら、それぞれのモデルで個性的な特徴を持っています。

ステラは少し丸みを帯びて優しい感じを持つのに対し、ステラカスタムはシャープでサイドのラインが強調されたスポーティーな見た目。
例えて言うなら、ステラは女性的で、ステラカスタムは男性的な感じですね。

フロントドアやリヤドアは90度近くまで開くヒンジ式ドアを装備しているので、乗り降りや荷物の積み下ろしが楽にできるように。
お年寄りや子供にも優しい仕様になっています。

ボディカラー展開は？

ボディカラーは、ステラが7色、ステラカスタムが11色から選択できます。
これだけカラーがあると選ぶのが楽しくなりますね。

• パール・ホワイトⅢ　※1
• ブライトシルバー・メタリック
• ブラック・マイカメタリック
• ディープブルークリスタル・マイカ　※1
• ファイアークォーツレッド・メタリック
• プラムブラウンクリスタル・マイカ（ステラカスタム除く）　※1
• ライトローズ・マイカメタリックⅡ（ステラカスタム除く）

【ステラカスタム専用色】

• レーザーブルークリスタルシャイン　※1
• ブラック／ブライトシルバー・メタリック　※2
• ブラック／ファイアークォーツレッド・メタリック　※2
• ブラック／ディープブルークリスタル・マイカ　※2
• ブラック／パール・ホワイトⅢ　※2
• ブラック／レーザーブルークリスタルシャイン　※2

※1　メーカーオプション（税込み・21,600円高）
※2　メーカーオプション（税込み・54,000円高）

スバル ステラのインテリア

画像引用：https://www.subaru.jp/stella/stella/special/photo.html

疲れを感じにくく座りやすいシートなど機能性を重視するのはもちろんのこと、スタイリッシュでセンスの良いインテリアデザインが特徴です。
特にリヤシートは左右独立したリクライニング＆スライド機構を備え、実用性と快適性を高めています。

他にも

• スーパーUVカット＆IRカットガラス機能付ガラス
• 運転席シートヒーター
• フロントウインドウトップシェード

など、乗る人の快適さを考えた装備が充実。

また、「ステラカスタム」の標準装備として特に注目すべきなのは、軽自動車初となる4.2インチTFTカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイ。
このディスプレイ は、メーター内の液晶画面にエコ運転の状況・警報や故障警告・ウェルカムメッセージなど運転をアシストしてくれる情報をわかりやすく表示してくれます。

スバル ステラ（STELLA）の価格は？

画像引用：https://www.subaru.jp/stella/stella/utility/package.html

ステラの価格はどのくらいなのでしょうか。
メーカー発表の新車価格と中古車販売店数社の中古車価格をまとめました。

新車価格

L	2WD	1,112,400円～
	4WD	1,236,600円～
Lスマートアシスト	2WD	1,177,200円～
	4WD	1,301,400円～
Gスマートアシスト	2WD	1,274,400円～
	4WD	1,398,600円～
Rスマートアシスト	2WD	1,490,400円～
	4WD	1,614,600円～
RSスマートアシスト	2WD	1,625,400円～
	4WD	1,749,600円～

中古車価格

L	2WD	569,000円～1,390,000円
	4WD	735,000円～1,240,000円
Lスマートアシスト	2WD	228,000円～1,320,000円
	4WD	810,000円～1,320,000円
Gスマートアシスト	2WD	680,000円～1,290,000円
	4WD	908,000円～1,340,000円
Rスマートアシスト	2WD	595,000円～1,428,000円
	4WD	1,158,000円～1,510,000円
RSスマートアシスト	2WD	718,000円～1,368,000円
	4WD	1,099,000円～1,290,000円

幅広い年代に人気で、しかも安全性能・燃費で他の軽自動車と差別化が図れる車としては、新車価格がどのグレードも100万円台というのは好印象ですね。

中古価格にしても、最低価格と最高価格にばらつきがあるのものの、最低価格があまり低い金額とならないのは、その人気の高さを物語っているのでしょう。

※地域や市場の在庫数などで中古車価格が変わりますので、参考程度としてください。

スバル ステラ（STELLA）のスペック詳細

画像引用：https://www.subaru.jp/stella/stella/driving/ecotech.html

続いて、ステラのスペックをご紹介します。　※［ ］内は4WD車の数値

駆動方式は軽やかな走行性能を発揮する2WD/FFと、高い走行安定性能を誇る4WDの２種類が用意されています。
軽自動車として必要なスペックを備えられているので安心ですね。

スバル ステラ（STELLA）の評価・口コミは？

では、実際のオーナーからの口コミにはどのようなものがあるのでしょうか。
良い点と気になる点をまとめました。

• 【評価の良い口コミ】

• 【気になる点についての口コミ】

良い点としては、軽自動車ならではの特性をうまく引き出している点が好印象のようですね。
運転席を助手席よりも広めにとっていたり、視界が良く、小回りが利く。運転のしやすさも高評価のポイントです。

次に乗っていて気になった点としては、ハイトワゴンだからこそ少し安定感がないと感じられるようです。
同じように高速を走っていて安定しているという意見もあるので、スピードや乗車人数などが関係あるのかもしれません。

スバル ステラ（STELLA）の燃費って実際どうなの？

長く乗る車だからこそ、燃費性能も気になりますよね。
ステラのメーカー発表の燃費はJC08モードで

• DOHC 3気筒 12バルブエンジン：31.0［27.6］km/L
• DOHC 3気筒 12バルブインタークーラーターボエンジン：27.4［25.6］km/L

となっています。　※[ ]は4WDの数値

では、ステラを運転されているオーナーの実燃費はどうでしょうか？
口コミをまとめました。

・高速道で22ｋｍ位、一般道では14～16km/L位。
・一般道使用のみで平均13～15km/L。
・遠距離で14km/L超えですが、街中の短距離走行中心だと15km/L。
・街乗りでも15～16km/Lは出てます。
・冬場は暖房をフル稼働させると12～13km/Lぐらい。
・カタログ値の半分位の燃費15km/Lです。
・夏場にエアコンを使っていて17km/L。エアコンをあまり使わない時で18～20km/Lくらい。

メーカー発表数値と比較すると実燃費の数値はあまり良くないようですが、オーナーの口コミを見てみると燃費について悪いと感じている人は少ないようです。
夏や冬にエアコンをつけても燃費が悪くならないところは、主に普段使いとして使用するステラにとって魅力を増すポイントですね。

※燃費は走行方法や走行距離、気温などによって差が生じますので参考値としてください。

まとめ

人気の軽ハイトワゴンであるスバル ステラについて、スペック・燃費・口コミをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？

しっかりとした安全性能や乗り降りしやすい設計など、ユーザーのことを考えて細かい改良を加えてきただけのことはありますね。
街乗りメインとして使用するのであれば十分すぎるほどの性能があるようです。

ムーブのOEM車ではありますが、スバルらしさがしっかりと表れているステラ。
これからも、毎日乗っても飽きのこない使い勝手の良い車であることは間違いないようです。